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2010年 01月 17日

   山田寺阯

明日香の東、桜井との境に山田の村があります。(桜井市山田)
かつて、ここに東西118m、南北185mの大きな山田寺がありましたが、この寺の主は
乙巳の変(645年)で山大兄皇子と中臣鎌足に荷担した蘇我倉山田石川麻呂でした。

山田寺の造営は、蘇我氏の全盛期にはじまりました。密告のせいで、649年に金堂の前で
蘇我倉山田石川麻呂は自害した後、首が落とされましたが、謀反の志はなかったことが明らかに
なりました。造営は一時中断していましたが、685年に塔などが完成し、丈六仏の開眼供養が
行われました。

1187年、藤原氏の氏寺・興福寺の僧兵により、この本尊が略奪され、興福寺の本尊になりました。
興福寺の度重なる罹災で、首の上だけが残る仏頭(国宝)だけになりました。

1982年からはじまった8年間の山田寺・発掘調査で、”東回廊が瓦を載せたまま倒壊し
1000年間手つかずのまま土中に埋没”していたことがわかりました。政権が移転するときに、寺の
瓦や柱など使えるものも一緒に運ばれます。それほどまでに、山田寺は藤原一族に特別視されて
いたのでしょう! 

山田寺にまつわる数奇な出来事を知るにつけ、ますます明日香が好きになりました。   


   なにゆえに手厚き回向冬の景
       ☆俳句の文字色 鬱金色 (うこんいろ) 
       ☆季語:冬の景(冬) 341 

   松の根に飛鳥の里の白うさぎ
       ☆よしさんから、新しい視点をいただきました

 
       ☆雪の舞う山田寺跡 
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       ☆135mm F2.8 STF  (数日後 撮り直し)
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       ☆135mm F2.8 STF
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# by mahoroba-shahai | 2010-01-17 06:00 | 桜井 | Comments(8)
2010年 01月 16日

   明日香の野仏(檜隈)

明日香に雪が降っていることに気づきましたので、いそいで写真を撮りに出かけました。
時の経つのははやいもので、気がついたら陽が随分と傾き、金剛山に沈むころに
なっていました。ここ、檜隈の野仏を最後の一枚にして帰路につきました。
金剛山・葛城山からの吹き下ろす冷たい風が冬田を吹き抜けていき、頬がとても
冷たかったです。   340


       しずり雪ことに床しき仏かな
       ☆俳句の文字色を 黄金 色 にしてみました


       野仏に祈り通じて残り雪
       ☆千秀さんから 新しい視点をいただきました
  
 
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       ☆稲渕の棚田 
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# by mahoroba-shahai | 2010-01-16 05:00 | 明日香 | Comments(6)
2010年 01月 15日

   雪の明日香(稲渕)

明日香・最奥の栢森はやや趣のことなる地域で降雪量もかなり多くなります。
雪景色の栢森を撮り終えて、稲渕まで戻ってきますと雪の量もめっきり少なく、
薄化粧した棚田が広がっていました。
傾きはじめた陽に照らされた棚田は妖しい姿を呈していて、また、春に
咲き誇る菜の花の苗は寒さに耐えていました。   339


       うたかたの雪舞い降りる棚田かな
       ☆俳句の文字色を 黄金 色 にしてみました
 
 
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# by mahoroba-shahai | 2010-01-15 05:37 | 明日香 | Comments(4)