カテゴリ:真空管アンプ( 42 )


2013年 01月 08日

   バッハ:無伴奏チェロ組曲 との出逢い

家族も増え、仕事にも慣れ、これからという三十代はじめころ、3年間に入退院を3度も繰り返した経験がある。
二十代の勢いで行動したので、体力的にも精神的にも疲弊したのだろう。
この時期に、出合った音楽が、モーリス・ジャンドロン演奏によるバッハの無伴奏チェロ組曲(1964年の録音)だった。

それまでの聴き入る音楽は、奏者の数も多くアップ‐テンポな曲が多く、しかも、大音響で聴いていた。
それが聴けばむしろ疲れるから、小編成で穏やかな曲になり、最終的にはソロ演奏の音楽になった。

今でこそ、多機能で携帯性に優れたMP3プレーヤーなどがあるが、その当時は、携帯型CDプレーヤー
しかなかった。CDそのものが入る再生装置なので、携帯といえど、大きさ・重さには限度がある。
どこに行くにも一緒だったので、当然、CDには傷がつき、音飛びはないものの徐々に傷は多くなった。
もう一度買い直そうしたが、再版はないということだった。

その後、仕方なくその他の奏者によるCDを購入して聴いてみるが、どうもしっくりこない。あまりにもモーリスの
演奏になれきったのだろうか?!

疲弊すると、こころの振幅が少なくなり、スロ-‐テンポで、対峙できるようなリズムを好むようになるものだ!
絵画で言うならば、余白の美しさがことさら恋しくなるようなものだろうか?


インターネットとは、なんと便利なものだろう! ”モーリス バッハの無伴奏チェロ組曲”で検索したら
表装は全く違うが、再版されていたので、安いということもあり2セットも買ってしまった。

b0161171_1257881.jpg

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

パブロ・カザルス( 1876年12月29日 - 1973年10月22日)は、スペインのカタルーニャ地方出身のチェリスト
『無伴奏チェロ組曲』の価値を再発見し、はじめて広く紹介したことで有名である。
しかし、芸術的には素晴らしいものかもしれないが、このCDは当時のまほろばにとって、もっとも合わないものだった。 
(1936~39年の録音)
b0161171_20322515.jpg


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

ピエール・フルニエ(1906年6月24日 - 1986年1月8日)は、フランスのチェリスト
ドイツ・グラモフォン・アルヒーフ(Archiv)で、この時代としては素晴らしい録音だと思う。
ジャンドロンの演奏には、聴き手を優しく何時までも包んでくれる寛容性があるが、フルニエの演奏には、聴き手と対等に
対峙できる気品がある。
今のまほろばにとって、いつまでも聴き入りことができる演奏だ!
共に!( 1960年の録音 )アルヒーフ(Archiv)盤

b0161171_14152849.jpg

b0161171_18552673.jpg


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

モーリス・ジャンドロン(1920年12月26日-1990年8月20日)は、フランスのチェリスト・指揮者
端正に心をこめて演奏されていて、決して派手ではないが、主張するところも随所にあり、また、残響音が殊によく
繊細にして美しい。自作の真空管アンプとの相性は随一である。

これは、奏者とマイクとの距離間や録音環境がよく、フィリップス社の録音技術が素晴らしかった証しだと思う。
『無伴奏チェロ組曲』と対峙してひとり閑かに聴き入ることができ、まほろばを安らぎの境地に導いてくれたCDだ!
(1964年の録音)

b0161171_20474921.jpg

b0161171_20383620.jpg

b0161171_10514743.jpg


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
ポール・トルトゥリエ(1914年3月21日 - 1990年12月18日)は、フランスのチェロ奏者、作曲家、指揮者
Box・set(20枚)は3276円で入手できる超お買い得CD盤、しかもチェロの演奏で、質・量を兼ね備えたシリーズはない!
バッハの無伴奏チェロ組曲は、二度目の収録(1982年)で、トルトゥリエの演奏はフルニエの演奏に匹敵するものだ!
残りの18枚のCDも彼を理解するうえで貴重なCDだと思うし、トルトゥリエへの評価をもっと上げて欲しい。
(1982年の録音)

b0161171_14195716.jpg


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
     1985年ごろから数年間、療養生活を余儀なくされた
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 


ミッシャ・マイスキー(1948年1月10日 - )は、ラトヴィア(旧ソビエト連邦)出身のチェリスト
バッハの『無伴奏チェロ組曲』というよりむしろマイスキーの『無伴奏チェロ組曲』のように思えて、数回で聴くのを
やめてしまった。CDに対する音楽評論が良かったので、期待して購入したが、落胆した記憶がある。
(1984・85年の一回目の録音)

b0161171_12503775.jpg


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

ヤーノシュ・シュタルケル( 1924年7月5日 - )は、ハンガリー出身のチェリスト
シュタルケル 68才(1992年6月)のとき アメリカ芸術文化アカデミーで4度目の録音。
フルニエの演奏には、聴き手と対等に対峙できる気品があるが、シュタルケルの演奏には、68才とは思えない気迫が
こもる端正なものがあり、聴くことによりこころが癒されるのではなく、むしろ背筋を伸ばして鑑賞する姿勢が必要だ!

かずさんも一押しのお薦めCD!! (1992年の録音)

b0161171_1645645.jpg


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(1927年3月27日 - 2007年4月27日 )はアゼルバイジャン(旧ソビエト連邦)
出身のチェリスト・指揮者
特にチェリストとしては20世紀後半を代表する巨匠だったが、ソビエト連邦から追放されていたことを知って、
また、知人(東京交響楽団の首席チェロ奏者)が高校生のころ、日本で直接指導してもらった経緯もあり、
お気に入りのチェリストなのだ! このCDは、元気を取り戻した頃に購入したので、たびたび聴いている。
楽器とマイクとの距離や録音技術が良くないので、崇高な演奏が半減している。いや!半減以上か!
(1992年の録音)

b0161171_20332422.jpg


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

ヨーヨー・マ(馬 友友、Yo-Yo Ma 1955年10月7日 - )は、中国系アメリカ人のチェリスト
兎に角、元気はつらつ、陽気な演奏なので、気分が高揚してくる。しかし、主にして繰り返して聴きたいとは・・・・
三十代のまほろばだったら、恐らく聴く気分にはなれなかったように思う。
(1996年の録音)

b0161171_12451641.jpg

 
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

まほろばが、これからも愛聴するであろうCDは      <安らぎを求めるなら> 

 モーリス・ジャンドロン > ピエール・フルニエ = ポール・トルトゥリエ > ヤーノシュ・シュタルケル 

                 <番外> ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ 

苦境に立たされていたとき、安らぎの境地に導いてくれたモーリス・ジャンドロンの演奏を、やはり、いつまでも聴き続けたい。
また、今回のアップに関わって、愛聴したくなるような興味深いCDの紹介や新たな出合いもあり、とても有り難かった。






 
 
[PR]

by mahoroba-shahai | 2013-01-08 13:00 | 真空管アンプ | Comments(3)
2012年 12月 26日

   トランス結合 6RHH2-3結6BQ5/EL84 PP アンプ (6)

出力管を日立製の6BQ5に変えてから、いつまでも聴きたいと思うのだから、まほろば好みの音に
なったのだろう! つまり日立製の真空管6本 を使った純国産アンプになった。

6BQ5(日立製)のカソード抵抗と平行に抱かせるコンデンサーは、nichikon MUSE-KZ 470μF<50V>
6RHH2(日立製)には、三洋 OS-CON 150μF<20V> を用いて、順次CDを入れ替えて居間で音楽を
楽しんでいる。
まほろばは、各種のコンデンサーをあれこれと試したことがないので、みなさんの助言はとてもありがたい。

      ☆museに関するnichikon社の資料(小型アルミ電解)
      ☆museなどのコンデンサーの価格と種類(オーディオ用コンデンサ)
      ☆安いのはやはり 秋月電子通商?!

愛用されているコンデンサーが同じということは、自然と落ち着くところに、いつかは収まるんですね!   550


       舞遊ぶ球の灯あまた冬座敷
       ☆俳句の文字色を 金糸雀色 (かなりあいろ) にしてみました
       ☆季語:冬座敷(冬) 


b0161171_1814063.jpg

[PR]

by mahoroba-shahai | 2012-12-26 11:06 | 真空管アンプ | Comments(4)
2012年 12月 22日

   トランス結合 6RHH2-3結6BQ5/EL84 PP アンプ (5)

出力管6BQ5で、日立の中古4本、GoldenDragon4本が新たにまほろばの手元に集まった。
早速、出力管を差し替えて試してみた。実は、真剣に聞き比べたと思わないが、次の日、体調を崩してしまって、
体力のなさを痛感した。還暦をむかえたら、何事も達成度は八分程度でよいのか・・・・・・

                < Golden Dragon > 6BQ5                           < 日立 > 6BQ5
b0161171_15291494.jpg

b0161171_12423135.jpg

      ☆低域から高域までクリアーで安定的なアンプの稼働を希望するなら、出力管として 現行のJJ社の6BQ5 を薦めたい!

      -----------------------------------------------------------------------------

キース・ジャレット ( 1945年5月生まれ、アメリカのジャズなどのジャンルを超えた即興ピアニスト ) の 『 ザ・ケルン・コンサート 』
(1975年のライブ)を、CDだけでなくLPもなぜか?持っている。
学生時代、友人からこのLPを紹介してもらったのか?、当時のオーディオ雑誌 「 FM fan 」 から情報を得て入手したのか?
まったくわからい。

b0161171_815784.jpg


1996年、キース・ジャレットは外出する体力もなく、ピアノも弾けないぐらいに疲労が蓄積し、自宅での療養を余儀なくされた。
2年間の療養の後、ようやく復活の兆しが見えた頃に自宅のスタジオにて録音されたもので、療養中、献身的に
支えた妻のローズ・アン・ジャレットに捧げられたのが、この 『 The Melody At Night, With You 』 なのだ!


b0161171_1343472.jpg


自由になるお金はないが、時間と体力を持て余した学生時代には、気迫がこもった 『 ザ・ケルン・コンサート 』
素晴らしいと思った。しかし、穏やかな日々を過ごす今のまほろばにとって、 『 The Melody At Night, With You 』
心穏やかになり、仄かな希望を与えてくれるような・・・・・
[PR]

by mahoroba-shahai | 2012-12-22 14:26 | 真空管アンプ | Comments(4)
2012年 12月 17日

   トランス結合 6RHH2-3結6BQ5/EL84 PP アンプ (4)

この3結6BQ5PPアンプ は、居間で機嫌良く稼働している。現行の出力管は5社ほどあるが、何れも外国の
真空管になる。国産の真空管はすべて中古しかなく、もしかりに新品があったとしても、やや高額な真空管に
なってしまう。
 
   <出力管6BQ5のブランド>
     ☆ SOVTEK
     ☆ electro-harmonix
     ☆ GoldenDragon
     ☆ JJ
     ☆ NEW Mullard
     ☆ TESLA(極少)

現在、SOVTEKの6BQ5を使っているが、高域がややきつく響いている。
この真空管は価格も一番安く、個性的な音を好み、酷使するギターアンプに使ったらいいのだろうか?!
GoldenDragonの6BQ5は、”ふっくらとソフトな音”という評価があったので、まほろば好みの音に
ちがいない・・・・・・・?! 早速、入手する手続きをとった。

すぐに試してみたが、まろやかすぎて好みにならなかった。
その後、JJの真空管を追加購入してみた。この音が好みに近いものだと・・・・・・(12月22日 記)

   -----------------------------------------------------------------------------

b0161171_19335469.jpg

1968年のモントゥルー・ジャズ・フェスティバルでの質の高いライブ演奏を収録したもので、音響効果の良い会場
でもあり、さらにバランスよく録音されている。

       ☆ビル・エヴァンス(ピアノ)
       ☆エディ・ゴメス(ベース)
       ☆ジャック・ディジョネット(ドラムス)

ビル・エバンス (Bill Evans) は、アメリカ・ニュージャージー州生まれのジャズ・ピアニスト <1929年8月~1980年9月>

ソニーとフィリップスが共同開発したCDは、1982年から販売がはじまり、1990年代は本格的に普及した。
このCD(1991年12月販売)は純金蒸着をして、音質改善の試みている。

   -----------------------------------------------------------------------------

CDプレイヤーが世に出て、3年間は我慢したが、1985年の暮れに、マランツのCD-25(4倍オーバーサンプリングZフィルター搭載)を
入手した。
コンパクトな割には重量感のあるプレイヤー(幅320×高さ86×奥行300mm 、3kg)で、10年近く楽しませてもらった! 
これが、マランツ CD-25!
b0161171_15474576.jpg

[PR]

by mahoroba-shahai | 2012-12-17 11:03 | 真空管アンプ | Comments(6)
2012年 12月 15日

   トランス結合 6RHH2-3結6BQ5/EL84 PP アンプ (3)

12BH7A パラ PP アンプ には、精彩感と躍動感かあったが、今度の3結6BQ5(EL84) PP アンプには
精彩感が少なくなった代わりに、音の芯が明確になり、良い意味で少し緊張感が出てきた。
この微妙な変化は、正直、好みの分かれるところで、音の雰囲気が変われば、聴いてみたいジャンルも
変わってくる。

b0161171_20495713.jpg

                   < JJ >                                <SOVTEK>
b0161171_2112946.jpg


『ジャズ・バッハ』 は オイゲン・キケロ・トリオ の代表作で、一時期は聴いたCDだが、先ほどまで棚にしまったままだった。
アンプを製作しなければ、このCDは・・・・・・・・・・
販売当初(1985年)は3500円もしたが、それでも小遣いから捻出して購入していた。

オイゲン・キケロはルーマニアの出身、クラシックをジャズ化して演奏し、数々の賞賛を得たジャズ・ピアニストで、
今、調べてみたら、15年前(1997年12月)に亡くなっていた。

b0161171_12163744.jpg

[PR]

by mahoroba-shahai | 2012-12-15 20:50 | 真空管アンプ | Comments(0)
2012年 12月 13日

   トランス結合 6RHH2-3結6BQ5/EL84 PP アンプ (2)

トランス結合 6RHH2-12BH7A パラ PP アンプ は、精彩感かあり、躍動感のある音に仕上がった。
このような小型出力管12BH7Aのアンプでは、本来の結合(段間)トランスは大きすぎて、
不釣り合いなので、小型トランス(タムラ)を使って トランスの特有の音色 を作り出した。
ジャズボーカルなどを主に聴いているが、このジャンルの音楽に相応しいアンプになった。

b0161171_6182199.jpg

コクリコ坂から(歌集)(5)春の風・・・やさしく包み込んでくれる手嶌葵さんの歌声がこのアンプから広がる!
『コクリコ坂から』は、今から50年前の横浜(港が見える丘公園<中区山手町114>あたり)を舞台にした映画である。
40年前、市電も走るこの横浜で自由な時間を持て余した時期があり、手嶌葵さんの歌を聴いていると、随所に
映画のシーンと重なりつつ、青春の記憶が蘇ってくる。

     ☆tango ST-230 (電源トランス)
              0V~7.5V~105V~120V~135V 倍電圧 DC250mA
              6.3V 2A × 4系統
              7.5V~105V 倍電圧 を選択

     ☆12BH7A P電圧 248V (東芝)
              K電圧 10.7V   
              P-K電圧 237V(248-10.7)
              P電流 19.8mA(1真空管あたり)、9.9mA(1ユニットあたり)

     ☆6RHH2  P電圧 77.6V (日立)
              K電圧 1.32V
              P-K電圧 76.3V(77.6-1.32)
              P電流 8.8mA(1真空管あたり)、4.4mA(1ユニットあたり)

    ------------------------------------------------------------------------------------

しかし、昨夜、3時間をかけて 3結6BQ5 PushPull への改造を行い、再度、配線のミスはないか?と点検してから電源を入れた。
音出しをして気づいたことは、精彩感が少なくなった代わりに、音の芯が明確になった!

b0161171_1129137.jpg


ビル・エヴァンス・トリオの枯葉(Autumn Leaves) <Portrait in Jazz>なんぞ、このアンプで聴くのがいいのかな?!

b0161171_6212366.jpg


     ★6BQ5の製造元はSOVTEK、この4本を使っての音なのか? 
     ★比較的定評のあるJJ社の6BQ5を使えば、まほろばの求める精彩感が増してくるのか? 
     ★Oさんは、東芝の6BQ5を使えば少しは変わるよ!というが・・・・・・・・

     ☆Tango ST-230 (電源トランス)
              0V~7.5V~105V~120V~135V 倍電圧 DC250mA
              6.3V 2A × 4系統
              7.5V~120V 倍電圧 を選択

     ☆6BQ5  P電圧 288V (SOVTEK) 
             K電圧 11.6V
             P-K電圧 276V(288-11.6)
             P電流 21.5mA(1真空管あたり)

     ☆6RHH2 P電圧 84.9V
             K電圧 1.55V
             P-K電圧 83.4V(84.9-1.55)
             P電流 10.3mA(1真空管あたり)、5.2mA(1ユニットあたり)
[PR]

by mahoroba-shahai | 2012-12-13 17:46 | 真空管アンプ | Comments(1)
2012年 12月 10日

   トランス結合 6RHH2-3結6BQ5/EL84 PP アンプ (1)

トランス結合6RHH2-12BH7AパラPPアンプ(出力2.8W)<all 3極管>を製作して視聴した結果、
やはりトランスの音色が色濃く全面的に出てきて、まほろばの期待通りのジャズ・バラードに合う音作りとなった。

b0161171_1943339.jpg


12BH7Aの代替え管としてピン変換ソケットを作り6463を用いたが、遜色ない音なので、これもまた十分に
満足する結果が得られた。

電源トランス(ST-230)は、十分余裕があるので、このアンプをほんの少し改造して、出力管 6BQ5(EL84)
3結にして載せることにした。

6BQ5(EL84)は5極出力管で、70年ほど前に開発されて、60年ほど前から真空管アンプに数多く用いられ、
愛用されてきた。価格も含め、あらゆる面で昭和の庶民的な真空管だったような気がする。だからこそ、
もう一度、回路を見直して、この真空管を試してみたい。

この出力管と結合トランス(段間トランス)との相性はいかなるものだろうか? 楽しみが増してきた。

かなり余裕のある稼働条件を設定した。
     ☆PP A級で、出力は5W
     ☆6BQ5 PK電圧280V P電流30mA
     ☆tango ST-230 (電源トランス)
              0V~7.5V~105V~120V~135V 倍電圧 DC250mA
              6.3V 2A × 4系統
              7.5V~120V 倍電圧 を選択
     ☆tango U15-8 (出力トランス)
              6BQ5や6V6などのPP用に開発され 1次8kΩ、15Wの性能


          <6BQ5 3結 特性曲線>
b0161171_16414049.jpg

[PR]

by mahoroba-shahai | 2012-12-10 15:09 | 真空管アンプ | Comments(0)
2012年 11月 25日

   真空管 12BH7A 6463 ピン変換ソケット

トランス結合12BH7AパラPPアンプ が完成して、ほぼ毎日電源を入れて
お気に入りのCDを居間で楽しんでいる。
新しいCDも、また、10枚ほど買ってしまう羽目に陥ることに・・・・・

真空管6463は、真空管12BH7Aに類似し、GEの6463は@600円
入手できるので6本も買ってしまった。
しかし、ピン配置が一部違うので、そのままでは差し替えて使えない。

実は以前からピン変換ソケットを、一度作ってみたかった。
真空管を差し替えて、東芝の12BH7A と比べても GEの6463 は
遜色ない音色だとわかった。
安く仕上げたいのなら、当初から6463PPアンプを製作するのもよい。

真空管6463は、IBMの初期のコンピューターに使用される予定だったので
今なお、倉庫に使われることのない多量の真空管6463は眠っているのだろう!   548


       冬日和昭和の管に血が通う
       ☆俳句の文字色を 金糸雀色 (かなりあいろ) にしてみました
       ☆季語:冬日和(冬) 


b0161171_13472683.jpg


b0161171_12404274.jpg

      ☆6463の詳しいデータ
      ☆12BH7Aの詳しいデータ

                                  <6463>                  <12BH7A>     
b0161171_1347397.jpg


b0161171_12521327.jpg

☆ポチッと押していただければ、ありがたいです。
 また、表現や内容訂正がありましたら、コメントください。
 よろしくお願いします。
にほんブログ村 写真ブログ カメラ・レンズ・撮影機材へ
にほんブログ村





[PR]

by mahoroba-shahai | 2012-11-25 19:58 | 真空管アンプ | Comments(0)
2012年 10月 11日

   昭和の松下 OT-1124

昭和の香りがする松下のアウトプットトランス(OT-1124) 3個、昭和の人間にはたまらない!

真空管アンプに興味があっても、この古めかしいOPTには目もくれないのが当たり前、

でも、眺めて掌に載せると心地よい重さ、青春時代が蘇ってくる。

前回の松下 OT-625D と大きさもほぼ同じで、コア材は何が使われていたのだろう。

これで、7119・5687PPアンプ(真空管アンプ)を組み立ててみたい。

これで、また夢ができたし、これからのボケ防止にもなるかな?!


b0161171_12395218.jpg


松下 OT-1124
   ☆松下製6BQ5ppモノラルアンプに使用されていた出力トランス  
   ☆1次:約8KΩ
   ☆2次:0-4Ω-8Ω-16Ω-700Ω -1400Ω    このOPTにも 700Ω端子が!

b0161171_1240676.jpg

 
 
 
[PR]

by mahoroba-shahai | 2012-10-11 12:59 | 真空管アンプ | Comments(0)
2012年 10月 08日

   昭和の松下 OT-625D

これは、松下電器産業株式会社の社章 < 1943年(昭和18年)>

松下の商品は、まさに昭和の香りがする。(まほろばは元社員でもなければ、現社員でもない)
”ナショナル”の響きも良いが、”松下”がさらに良い。
”パナソニック”と聞くと、どうも平成との繋がりが強くて、あまり馴染めない。
まさに昭和の人間だろうか?!

世界にも通じるタムラ製作所のOPTは市販されていて、いつでも入手できるが、かなり高額だ。
先日偶然にも、昭和の香りがする松下のOPT(OT-625D 2個)と電源トランスを手に入れることができた。

しかも、三松葉(みつまつば)の社章入りの部品だから、ことに嬉しい。
商品に社章の”三松葉”が入っているのは、松下にも自信ができた頃だったんですかね!?   542


        秋高し心血そそぐ三松葉
        ☆俳句の文字色を 灰桜 (はいざくら) 色 にしてみました

b0161171_9153568.jpg

b0161171_10483657.jpg


松下 OT-625D
   ☆松下製6BQ5ppモノラルアンプに使用されていた出力トランス  
   ☆1次:約8KΩ
   ☆2次:0-4Ω-8Ω-16Ω-325Ω -665Ω-1300Ω    665Ω端子は特に興味深い!
   ☆リード線はNF用と推定
b0161171_10485845.jpg


今、真空管アンプ(トランス結合・12BH7AラPPアンプ)を製作しているが、
何れ、この部品を使って真空管アンプを製作して、昭和の音を聴いてみたい。
 
 
 
 
[PR]

by mahoroba-shahai | 2012-10-08 10:50 | 真空管アンプ | Comments(8)